効果| ビタミンC誘導体
■メラニン蓄積防止
1.メラニンの役割
皮膚のメラニン色素は、太陽光をあびた際に紫外線を吸収し遮へいする事で、皮膚の細胞を紫外線のダメージから守っています。いわば、皮膚に生来そなわっているサンプロテクト剤といえます。
紫外線による皮膚癌の発生率を人種間で比較すると、メラニンの少ない白色人種が最も高く、続いて黄色人種、黒色人種の順に高くなります。
2.皮膚メラニンの代謝
メラニンは、皮膚のメラノサイトという色素細胞の内部に存在するメラノソームという細胞内小器官で生成されています。メラニンの代謝は、第一段階でメラノソーム内で、チロナーゼという酵素のはたらきにより、アミノ酸の一種であるチロンシンからメラニンが生成され、第二段階でケラチノサイトへのメラニンの受け渡し、最終段階で角質層とともにメラニンが剥がれ落ちるという過程を経ることになります。
3.ビタミンC誘導体のはたらき
ビタミンC誘導体は、紫外線などにより肌に過剰に発生した活性酸素を除去する作用があります。その強力な抗酸化作用で、メラノサイト内のチロシナーゼの働きを阻害する事で、メラニン生成を抑制します。また、ビタミンC誘導体はメラニンの還元作用も持ち、既にできてしまったシミを薄くする働きもあります。
■抗酸化作用
皮膚の老化の最大の原因は、紫外線などにより生じる活性酸素であると言われています。ビタミンC誘導体は、強力な抗酸化力で活性酸素を除去し、細胞を酸化ストレスから守り細胞死の防御、DNAの損傷を防ぎます。
■コラーゲン合成促進
加齢や紫外線が細胞を劣化させ、シワ・タルミを促進するという因果関係はいくつかみられています。皮膚は表面から順に、表皮、真皮、皮下組織という3層から構成されています。最上層部の表皮は、主に皮膚の潤いや滑らかさの維持に働き、表皮の下での真皮は、コラーゲンとエラスチンという繊維状のタンパク質から形成され、皮膚に張りや弾力を与えます。コラーゲンは、紫外線を受けると分解酵素が働き減少していきます。このコラーゲンの合成にビタミンC誘導体は必要であり、またコラーゲン合成自体を促します。
■アクネ抑制
最近の研究では、アクネ(にきび)はアクネ菌が産生するラジカルにより悪化するという説があります。ビタミンC誘導体は、このラジカルを消去し皮脂分泌を抑える効果もあり、アクネに対し効果的であると報告されています。
■細胞寿命の延長
テロメア遺伝子は、細胞の寿命の長さをコントロールするといわれるていますが、ビタミンC誘導体はこのテロメア遺伝子の短縮化を抑制し、細胞寿命を延長することで、皮膚の老化を抑制します。
